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XMは両建て禁止?メリット・デメリットや禁止事項など徹底解説

FXトレードのの有効な戦略として「両建て」というものがあります。

これは海外FX業者のXMでも同様に有効な戦略と言えます。

ただし、禁止されている(やってはいけない)両建ても存在するので、注意が必要です。

この記事では、XMにおける両建てについて、メリット・デメリットや禁止されている両建てなど詳しく解説します。

≫XMの公式ホームページ

目次

両建てとは?

両建てとは、同じ通貨ペアで「売り」と「買い」のポジションを同時に持つことを言います。

例えば、EUR(ユーロ)/JPY(円)の通貨ペアを、

  • 1€120円のときに「売り」ポジション
  • 1€110円のときに「買い」ポジション

という風に、ポジション保有している状態を両建てといいます。

では、両建てをすると何が起こるのでしょうか?

そもそも、「売り」と「買い」は逆方向に動くので、これらを同時に持つということは、どちらか一方が大きく動いても、もう片方も一緒についてくるということになります。

つまり、ポジションの損益幅が固定されるということです!

両建ては、上手に活用することで様々なメリットを享受することができます。

XMにおける両建てのメリット

一見、効果が分かりにくい両建てですが、両建てを活用するメリットはたくさんあります。

両建てを活用するメリットは次の4つです。

証拠金がかからない

XMでは、同じ通貨ペア且つ同じロットサイズの両建てであれば証拠金がかかりません。

通常、売りと買いの両ポジションごとに証拠金がかかりますが、XMで両建てすると証拠金がゼロになります。

そのため、資金に余裕が生まれ、証拠金不足による強制ロスカットを防いだり、効率的に資金を回すことが可能になります。

また、新規ポジションを注文することもできます。

相場の様子をじっくり観察できる

先程も解説しましたが、XMの両建てではポジションの損益幅が固定されます。

つまり、含み益や含み損が拡大しないってことね

そのため、ポジションをノーリスクで所有しながら相場の動きをじっくりと観察することができます。

別々のエントリーを同時に進行可能

例えば、一つの通貨ペアで、「売り」のポジションを長期的に保有し、「買い」のポジションを短期的に保有するといったことも可能です。

そのため、一方は長期的な上昇トレンドに沿って利益を伸ばしていくポジション、もう一方は短期ポジションで追加の利益を拾っていくといった戦略も可能なわけです。

利益を拡大する際の選択肢が豊富

例えば、すでにポジションを保有していて、うまく上昇トレントに沿って利益をあげられていたとします。

その際、この先もトレンドが継続するのか、もうトレンドが終了するのか判断に迷うと思います。

トレンドがまだ続くようならポジションを保有して利益をさらに拡大したいわよね!

こういった場合も両建てが有効です。

両建てをして利益を固定し、もしトレンドが終わるようなら全てのポジションを決済、トレンドがまだ続くようなら両建てのために行った反対注文のポジションのみを決済して、トレンドについて行くといったやり方もできます。

XMにおける両建てのデメリット

XMの両建てには魅力的なメリットがある反面、無視できないデメリットも存在します。

そこで、XMで両建てをするデメリットについて解説します。

  • ロット数や決済タイミングを謝ると逆に損失が出る
  • スワップポイントが加算されて損失が膨らむ危険がある

誤った使い方をすると両ポジションが損切りに終わる危険があるため、諸刃の剣と言っても過言ではありません。

両建ては上級者向けの技術!

両建ての解除って何?

両建ての解除とは、両方のポジションを同時に決済することです。

FXトレードを行う際、「スプレッド」と呼ばれる取引コストがかかりますが、両建て解除をすることで、片方のスプレッドを節約することができます。

スプレッドの節約は利益額の拡大に直結するので、ぜひ覚えておきましょう!

両建ての解除方法

実際に両建てを解除する方法をご紹介します。

まずはMT4&MT5ですが、両建て中に「注文種別」というメニューの中に「両建て解除」という項目があるので、それを選択するだけです。

また、スマホでXMをしているという方もいると思うので、スマでの両建て解除方法も合わせてご紹介します。

スマホもやり方はほぼ変わりません!

両建て中に決済前の画面に「両建て解除」という選択肢があるので、それを選択するだけです。

XMで禁止されている5つの両建てパターン

XMでは、基本的に両建てを認めています。

しかし、中には禁止されている両建てパターンもあり、違反すると出金拒否や口座凍結といった厳しい罰を受けることになります。

そこで、XMで禁止されている両建てパターンをご紹介します。

XMで禁止されている両建てパターンは次の5つです!

禁止されている両建てパターン
  • 別の口座間での両建て
  • 他業者間での両建て
  • 複数人での別口座間での両建て
  • 一つの通貨をヘッジするための両建て
  • いわゆる「窓あき」を狙った両建て

これをやっちゃうと口座凍結されちゃうんだね…

別の口座間での両建て

XMでは、同一口座内で同一通貨ペアを両建てすることは認められています。

しかし、別の追加口座を解説して、異なる口座間で両建てすることは禁止されています。

これには、XMの「マイナス残高リセット」というシステムが関係しています。

マイナス残高リセットとは、為替の暴落で口座残高を下回る損失が発生しても、ユーザーにはマイナス分は請求されないというシステムです。

この「マイナス残高リセット」と「別口座間での両建てを」を併用すると、ずるいトレードができてしまうため、禁止されているのです。

例えば、別々の2つの口座に少額を入金して、それぞれ「売り」と「買い」のポジションで両建てします。

その状態で為替レートが大きく動いた場合、一方は大きな利益が生まれますが、もう一方は大きな損失が生まれます。

ただ、マイナス残高リセットシステムが適用されるので、少額入金した分の損失だけで済みます(マイナス分はXM側が背負うことになるため)。

口座A:ドル円の「買い」と「売り」のポジションを持つ

口座A:ドル円の「買い」口座B:ドル円の「売り」

他業者間との両建て

XMでは、別の口座間での両建てだけでなく、XMと他業者間との両建ても禁止しています。

裁量トレードを行っている場合は、ほとんど問題ないですが、自動売買ツールなどを利用してトレードをしている場合、本人が知らないうちにこの禁止事項を犯している可能性があるので注意しましょう。

複数人での別口座間での両建て

複数人がリスクヘッジなどを目的に、組織的に別口座間で両建てすることも禁止されています。

「たまたま別講座で逆ポジションを持っただけだ」と言い逃れをする人もいますが、XMの担当部署が『集団での仕業』と判断した場合は、アカウントの停止や資金の没収ま免れません。

一つの通貨をヘッジするための両建て

禁止されている両建ては、同一通貨ペアだけでなく一つの通貨でも当てはまります。

例えば、EUR(ユーロ)をヘッジする目的で、EUR/JPYの「買い」とEUR/USDの「売り」でポジションを持つケースなど、場合によっては規約違反に該当することがあるので注意しましょう。

いわゆる「窓あき」を狙った両建て

週末の間に世界的に大きなニュースが発表された際など、為替相場が大きく変動することを予測し、週末の間に両建てを仕込んでおくのも禁止されています。

また、インパクトの強い経済指標の発表前に両建てを仕込むのも禁止です。

両建てをバレずに行うのは可能か?

別の口座間での両建てはすぐにバレるのは分かりますが、「他業者間での両建てならバレないのでは…?」と考えている人もいると思います。

結論から言うと、両建ての禁止事項に触れた場合は必ずバレます。

そのため、「隠れてこっそり両建てすれば大丈夫」といった考えは捨てましょう。

両建てがバレたらどうなる?

もし、両建てがバレた場合、「両建てで得た利益の取り消し」や「出金拒否」などの重いペナルティが課せられます。

仮に、悪意がなかったとしても、これらのペナルティは避けられません。

最悪の場合、口座の凍結も考えられますよ

こういったペナルティを避けるためにも、XMの禁止事項についてはしっかり押えておきましょう。

まとめ

両建ては、上手に活用することで様々なメリットを享受できます。

ただ、一歩使い方を間違えると、逆に損失が膨らむ可能性も考えられます。

また、万が一、禁止事項に触れてしまうと重いペナルティが課される危険なトレード手法です。

いわば、諸刃の剣!

そのため、まずは両建てなしで安定して勝てるぐらい知識や経験を身に着け、「トレーダーとしてさらに一歩上に行きたい!」という段階で検討するのが良いでしょう。

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