バイナリーオプション業界では、取引して得た利益を出金できないということがあったります。あってはならないことですが、残念ながら、そういう悪徳業者が多いのもバイナリーオプション業界の特徴です。
そのため、世界的にはバイナリーオプションは規制が厳しくなるという方向に流れています。
そのような状況の中でも、健全な運営をし生き残っているのがハイローオーストラリアです。

この記事では、そんなハイローオーストラリアの出金に関して詳しく解説します。
ハイローオーストラリアの出金に関する基本情報
まずは、ハイローオーストラリアの出金の基本条件から見ていきましょう。
ハイローオーストラリアの出金には以下のようなルールがあります。
- 国内銀行送金のみ対応
- 出金手数料は無料
- 最低出金額1万円
- 口座反映は最短翌日
ハイローオーストラリアでは、国内銀行送金でのみ出金に対応しています。出金手続きはすべてマイページで行います。
後ほど詳しく解説しますが、出金の手順も取引口座と同一名義の国内銀行口座を登録して指定した金額で出金依頼をだすだけで、これらの工程はすべてシステム化されています。









ハイローオーストラリアの出金条件
ハイローオーストラリアの唯一の出金条件は、口座残高が1万円未満の場合は原則として出金できないというものです。
「原則として」と書いたのは、解約をする場合であれば口座残高が1万円未満でも出金ができるからです。
口座残高の確認はハイローオーストラリアのマイページからできます。解約するつもりはなくて口座残高が1万円未満でどうしても出金したいという場合は、取引して口座残高を1万円以上にするか、入金手数料がかかりますが、口座残高が1万円以上になるように入金する必要があります。
ちなみに、解約して出金する方法ですが、「ヘルプとサポート」内のお問い合わせから口座解約と1万円以下の出金を依頼することができます。
なお、サポートチケットで口座解約の依頼をするときは、問い合わせの種類・何に関するお問い合わせなのか・どんな問題なのかをプルダウンから選択し、最後にお問い合わせ詳細を入力する必要があります。これに関しては、以下のように選択するといいです。


- お問い合わせの種類:ご自身で解決できないこと
- 何に関するお問い合わせなのか:取引口座について
- どんな問題なのか:口座解約
- お問い合わせの詳細:口座解約とそれに伴う出金依頼
上記のように記載してサポートチケットを通して送信することで手続きは完了します。
ただ一点気を付けることは、一度ハイローオーストラリアの口座を解約すると、1年間は再度口座開設(再登録)ができなくなるという点です。
ですから、引き続きハイローオーストラリアで取引をしたいというのであれば、解約はしないほうがいいです。



ハイローオーストラリアが好評される理由について以下の記事でまとめているので、是非参考にしてみてください。
口座反映時間と出金までにかかる日数
ハイローオーストラリアの出金反映時間は、銀行営業日の正午までに出金依頼を行った場合は翌日反映、正午を越えた場合は、翌々日反映となります。
ですから、原則として、ハイローオーストラリアでは月曜日から木曜日の午前中に出金依頼を行った場合は翌日に出金ができます。月曜日から水曜日の正午以降の場合は翌々日出金になります。
つまり、木曜日の正午以降に出金依頼を行う場合は、銀行営業日とハイローオーストラリア営業日、また出金対応の関係上から週をまたいでの口座反映となりますので注意しましょう。
ちなみに、出金依頼のみであれば土日・祝日でも可能です。






以下に、出金依頼のタイミングと口座反映のタイミングをまとめておきます。
出金依頼タイミング | 反映タイミング |
月~木・正午までの出金申請 | 翌日出金 |
月~水・正午以降の出金申請 | 翌々日出金 |
木曜日正午以降~金曜日正午までの出金申請 | 翌週月曜日に出金 |
金曜日正午以降~日曜日までの出金申請 | 翌週火曜日に出金 |
ご覧の通り、金曜日の出金依頼は12時を過ぎてしまうと翌々営業日となるため、指定口座への着金確認が行えるのが火曜日になります。
金曜日に出金依頼する場合は、12時前に出金依頼をするか12時以降に出金依頼するかで口座反映のタイミングが1日変わってきますので注意しましょう。
ハイローオーストラリアの出金手数料
ハイローオーストラリアは、出金手数料は一切かかりません。
また、出金手続きに伴う事務手数料や銀行送金に伴う振込手数料も無料です。
ちなみに、ハイローオーストラリアに入金する場合は、金融機関・インターネットバンキング・ATMなどを利用する際に発生する手数料は振込手数料として自己負担する必要があります。
ハイローオーストラリアの出金方法
現在、ハイローオーストラリアでは銀行振込による出金にのみ対応しています。
ですから、事前に送金先となる銀行の登録を済ませておけば、登録先の銀行宛に出金依頼をするだけで出金することができます。
ハイローオーストラリアの出金対応状況をまとめると以下の通りです。
- 銀行振込出金:可
- クレジットカード出金:不可
- ビットコイン出金:不可



それでは、ハイローオーストラリアから出金する手順を、順を追って紹介していきます。ハイローオーストラリアで出金する際の流れは以下の通りです。
- 銀行情報の入力・追加
- 出金依頼画面へ移動して出金依頼を実行
- 出金完了
出金依頼をするには、はじめに出金先となる銀行の情報を登録する必要があります。



まず、マイページにアクセスし、「入金/出金」をクリックします。


「銀行情報」を選択します。


「銀行口座追加」をクリックします。
※すでに銀行口座を登録している場合、登録済の口座が表示されます。


ハイローオーストラリアの出金先となる銀行情報を入力します。


受取人名は口座開設者名がデフォルトで入力されており、変更することはできません。したがって、ユーザー側で入力する必要があるのは口座番号・受取銀行・支店名の3点となります。
具体的には以下のような情報が出金には必要になります。
- 受取人名:登録者名が自動反映(変更不可)
- 口座番号:送金先となる口座番号を入力
- 受取銀行:送金先となる銀行名を入力(リストから選択)
- 銀行コード:受取銀行を入力すると自動入力
- 支店名:送金先となる銀行の支店名を入力(リストから選択)
- 支店コード:支店名を入力すると自動入力
繰り返しますが、受取人名は変更ができませんので、出金する際には送金先の銀行口座を口座開設者名義の銀行口座にする必要があります。他人名義の銀行口座宛に出金は行なえません。



出金先となる銀行の登録が完了しているのなら、マイページ内にある入金/出金の欄から「出金」を選択して出金依頼を行うことができます。
出金依頼は、銀行情報として登録した出金先となる銀行を選択して出金額を入力し、「出金を実行」をクリックします。


以上で出金完了です。
なお、一度追加した銀行情報は任意で削除しない限り記憶され、次回以降の出金の際はマイページから出金依頼するところから始めることができます。
また、同日中に複数回出金依頼を行った場合は、最初の出金依頼額と2回目の出金依頼額が合算された金額が出金されます。
例えば、1回目の出金依頼で10万円、2回目の出金依頼で5万円の出金依頼を行なった場合、1回目の10万円の出金依頼は取り消され、出金時に1回目の出金依頼額を合算した15万円が出金されることになります。
ハイローオーストラリアの出金依頼は特に難しい操作等はありません。
ただし、事前に出金先となる口座開設者名義の銀行口座が必要です。
自分の銀行口座を持っていないという人は少ないでしょうが、たとえ家族であっても自分以外の名義の銀行口座宛に出金依頼・出金を行うことはできませんので、口座開設した際に使った名義と同じ名義の銀行口座をきちんと準備しておきましょう。
ゆうちょ銀行に出金する場合について
ハイローオーストラリアでは、出金先の銀行情報を登録する際、口座番号が7桁までしか入力ができません。
そのため、口座番号が8桁のゆうちょ銀行を出金先として指定する場合は戸惑うかもしれませんので、こちらについても解説しておきます。
ゆうちょ銀行を除く殆どの銀行では7桁の口座番号が採用されていますが、ゆうちょ銀行は8桁の口座番号が採用されています。この場合どうするかというと、口座番号入力は末尾を抜いた7桁の口座番号を入力します。



ゆうちょ銀行に出金する際のポイントについて以下でまとめました。
- 取引口座は「ユウチヨ」と入力
- 銀行コードは自動で9900になる
- 支店名はカタカナで入力(「一ニ八店」の場合「イチニハチ」と入力)
ちなみに、ゆうちょの口座番号と支店名がわからない場合はゆうちょの公式サイトから確認できます。
ハイローオーストラリアの出金履歴確認方法
ハイローオーストラリアでは出金履歴を確認することができます。
確認方法は、マイページ内のメニューから口座詳細を選択します。


すると、下図のように取引履歴や入出金履歴が表示されます。


出金履歴では、正常に出金が行われたか、過去の出金履歴などを一覧で見ることができます。
ただし、口座詳細では出金を含め、取引履歴・入金履歴などの詳細が細かく一覧で表示されるため、出金履歴のみをソートする場合は「検索する」の項目より絞り込みをしたほうがいいでしょう。


検索は入金・出金・取引・キャッシュバック受け取りなどを始めとする検索条件に加え、日付でも検索が行える検索期間が検索方法として備えられています。
出金履歴のみ表示する場合は、検索から出金と検索期間を指定し、絞り込みを行って表示させると、指定した期間の出金履歴を一覧として表示することができます。
ハイローオーストラリアで出金できない際に考えらえれる理由と対処法
ハイローオーストラリアでは、基本的に出金依頼を行うと先ほど解説したスケジュールに従って、指定した銀行口座宛に出金が行われます。ただ、出金処理待ちや出金処理中で出金が一時的に止まるケースはあるようです。
この場合の原因として考えられるのは以下のようなことです。
- ハイローオーストラリアの営業日や銀行営業日の兼ね合いで出金処理が一時的に停止している
- 不正取引を疑われてハイローオーストラリアのコンプライアンス部門による取引調査が行われている
営業日の兼ね合いで出金されていない場合は、営業日になれば出金手続きが再開されるので特に心配することはないでしょう。
銀行の営業日でも、ハイローオーストラリアの休業日やオーストラリアの祭日の場合は出金依頼を行なっても、手続きは進まないため、その点も考慮して出金依頼する必要があります。
問題は後者の場合で、コンプラインス部による調査が完了するまでは出金手続きは再開されません。
状況によっては、メール等で取引状況を詳しく聞かれるケースもあるようです。



「調査の対象になったらどうしよう…」と不安になる人もいるかもしれませんが、ルールを守って取引していればまずそんなことはありませんので、安心してください。
ただし、ハイローオーストラリア側から不正取引とみなされたり、利用規約に反した行為と取られた場合は行なった出金依頼が拒否されたり、キャンセルされて出金出来ないケースがあります。
この場合は、出金額に関わらず、ハイローオーストラリアの出金依頼が正常に受理されずにキャンセルされ、出金拒否を伝える旨のメールが届くようです。
もちろん、普通に取引を行なっているのであればこんな心配をする必要はありませんが、自動売買ツールを利用していたり複数口座の運用していたりと利用規約に反する行為が認められた場合は利益は没収されます。
出金拒否がなされた場合の流れの一例をここにもご紹介してきますので、落ち着いてハイローオーストラリア側の指示に従ってください。
- 出金拒否・出金キャンセルを伝える旨の連絡が届く
- コンプライアンス部門による取引口座調査が開始される
- 調査結果次第で出金の可否が決められ、調査結果が届く
取引口座の調査が行われている間は入出金が一時的に制限され、場合によっては身分証の再提出を求められることもあるようです。
なお、明らかな不正や利用規約違反が出金依頼を行う前に発覚した場合、出金依頼がキャンセルされる前に口座が凍結されることもあります。






ハイローオーストラリアで出金出来ない場合の対処法
ハイローオーストラリアに出金依頼して出金拒否された場合、まずは出金依頼取消理由を確認し、そのうえでサポートに問い合わせを行いましょう。
もし、入力不備やシステムエラーでキャンセルになった場合は、正しい手順で再度出金依頼を行えば問題は解消するでしょう。
運営側の判断による出金依頼キャンセルの場合は運営の指示に従いましょう。
もし、運営から出金依頼キャンセルの旨を知らせるメールが来ない場合は、問題が解決されない限り出金できませんので、キャンセル理由をサポートに確認し、問題解決に協力することが大事です。
ハイローオーストラリアのクレジットカード出金はできない?
ハイローオーストラリアでは、以前、入金額分のみクレジットカード出金に対応していました。
しかし、2017年3月よりクレジットカード出金の対応を取り止めています。
現在はクレジットカードで入金手続きを行った場合でも、全額銀行送金で出金手続きを行う必要があります。
せっかくですから、ここで少しハイローオーストラリアのクレジットカード出金の仕組みについて解説します。
例えば、ハイローオーストラリアにクレジットカードを使って5万円入金して取引をし10万円の利益が出た場合、最初の入金額と利益額の合計である15万円を出金する際、5万円はクレジットカードに、残りの10万円を銀行振込で出金することが以前は可能でした。
ただ、現在はクレジットカード出金のシステムが撤廃されているので、入金額だろうと利益だろうと出金を行う際は銀行送金を使って出金は行わなければなりません。
ちなみに、クレジットカード出金とは、要はキャンセル処理のことです。



ハイローオーストラリアから毎日出金はOK?
ハイローオーストラリアは出金手数料がかかりませんので、「逆にどのくらいの頻度で出金しても大丈夫なの?」と思ったりしませんか?
基本的にハイローオーストラリアは出金の際に手数料はかかりませんし、出金を行いたいタイミングで出金をしてOKです。
こまめに出金したい人の中には、「出金すると支払う税金が増えるのでは?」と心配な人もいるかもしれませんが、ハイローオーストラリアで得た収益に対する税金は取引で得た利益額に応じて支払い義務が生じます。



ハイローオーストラリアで得た利益も他の損益と同じく、1年間の損益に対して課税されます。
ハイローオーストラリアは海外バイナリーオプション業者ですので、課税方式は海外バイナリーオプションに適用される「総合課税」が該当します。
また、累進課税でもあるので利益が上がれば上がるほど税率も高くなります。さらに、所得税額に対して2.1%の復興特別所得税がかかり住民税も10%かかります。
これらの税率を一覧にすると次のようになります。
所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 15% | 0円 |
195万円超~330万円以下 | 20% | 97,500円 |
330万円超~695万円以下 | 30% | 427,500円 |
695万円超~900万円以下 | 33% | 636,000円 |
900万円超~1,800万円以下 | 43% | 1,536,000円 |
1,800万円超~4,000万円以下 | 50% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 55% | 4,796,000円 |
海外バイナリーオプションでの税金の計算方法は、次の通りです。
課税所得=(給与収入-給与所得控除+バイナリーオプションの利益)-所得控除合計
税金=課税所得×税率 給与収入が500万円、給与所得控除が154万円
給与収入が500万円、バイナリーオプションの儲けが100万円、所得控除合計が150万円の場合次のようになります。
- 課税所得=(500万円-154万円+100万円)-150万円=296万円
- 税金=296万円×10%-97,500円=198,500円
税金は収益が上がった時点で課税対象になります。ですから、出金することで二重に課せられるということはありません。
むしろ、取引口座に多額の資金を入れたままにしておくとついつい余計な取引をしてしまい損失が膨らむこともありますし、ハッキングなどの盗難被害がないともいえませんので、取引を行う上で最低限必要な資金だけを取引口座内に残し、残りの資金は出金してしまうほうが賢明ともいえます。



また、出金依頼のキャンセルは出金依頼を行った日にちの正午(日本時間)までであれば、マイページよりキャンセルすることができます。
正午を過ぎるとハイローオーストラリア側で出金手続きが行われてしまいますので、キャンセルはできなくなり、指定の銀行口座に一度着金した資金を再度入金手続きを行って取引口座に反映させることになります。
出金時には手数料がかかりませんので、気軽に出金することができますが、入金時には手数料がかかったりしますので、出金する際も計画的に行うようにしましょう。
まとめ
ハイローオーストラリアの出金に関して解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
ハイローオーストラリアは出金条件も厳しくありませんし、出金条件をクリアしていれば問題なく出金できます。
もちろん、利用規約に違反すれば出金拒否されますが、ルールを守って取引していれば出金のことでトラブルに巻き込まれることはありません。
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