FXで利益を出すためには、トレード手法を確立する必要があります。
トレード手法には様々ありますが、代表的なトレード手法はテクニカル分析でしょう。
そこで今回は、テクニカル分析をするのにあたって利用するインジケーターについて説明します!
今回の記事では、簡潔に説明していますのでぜひ、気になるインジケーターは関連記事を参考にしてみてください。
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インジケーターとは?
海外FXにおけるインジケーターとは、チャートの動きを細かく視覚化することで、 相場の動きを分析するためのサポートツールです!
インジケーターをうまく活用することによって、そのチャートが示す意味を分かりやすくする効果があります。
多くの指標を組み合わせて分析することで、テクニカル分析の精度を上げることが可能なのです。
判断の目安を読み取る為のツール
インジケーターには「目で見て判断できる」という特徴があります。
目に見えてチャート認識ができるのが最大のメリットです!
視覚的に読み取れるのはとっても安心できるわね
視覚的な情報を頼りにして、売り買いのタイミングを見定めたり、トレンドの流れや転換を予測したりします。
インジケーターの種類
FXのインジケーターには主に3つの種類があります。
- トレンド系
- オシレーター系
- ボリューム系
トレンド系インジケーター
相場の大きな流れを確認して、今後のトレンドの方向性を教えてくれるインジケーターです。
教えてくれるといっても完璧ってわけじゃないからな…予想する際に活用されるものだよ!
相場の動きに合わせた順張りでの取引で使われやすく、主にトレンド相場(一方向に勢いがあり、上昇・下降を続けている相場)で効果を発揮します。
相場の全体的な流れを把握できるため、中長期的な予想も立てやすいのが特徴で、トレンド系インジケーターは、チャート上に直接表示されるものが多くなります!
視覚的に分析がしやすい特徴もありますが、いくつものインジケーターを同時に表示するとチャートが見づらくなるという欠点があるので、自身の分析しやすい指標のみを表示すると、より効果的です。
オシレーター系インジケーター
現在の相場の「買われすぎ」「売られすぎ」を教えてくれるインジケーターです。
その瞬間の売買強弱などを把握することができるため、次のトレンドの方向性を確認する目的で用いられます。
一定の範囲内で上下変動を繰り返すレンジ相場(持ち合い相場)でよく使われ、現状の方向性が不明瞭なときに役立ちます。
オシレーター系のインジケーターは、チャートの下部に設置されることが多く、チャートの動きと比較して未来の相場を予想します。
ボリューム系インジケーター
取引量から相場が活発に動いているかどうかを教えてくれるインジケーターです。
元々ボリュームには分量などの意味があり、株やFXの世界では【出来高】【取引量】のことを意味しています。
今の相場でどれくらいの売買が行われているを元に相場の勢いを表してくれるのがボリューム系インジケーターなのです
相場の価格は買いたい人と売りたい人のバランスで決まります。買いたい人が多ければ価格は上昇し、売りたい人が多ければ価格は下落します。売り買いのバランスがどちらかに偏ると生まれるのがトレンド相場ですね。
この売り買いのバランスの偏りが大きければ大きいほどトレンド相場の勢いは強くなります。
それぞれのインジケーターの特徴や追加方法についてこれから説明していきます
インジケーターの追加方法
XMを始めとする海外FX業者の多くは、世界で最も利用されているプラットフォームであるMT4とMT5が採用されているケースが非常に多いです。
MT4とMT5には、たくさんのインジケーターがありますので、ご自身の好みに合ったインジケーターを選ぶようにしましょう。
参考までに、MT4のインジケーターの追加方法について簡単にまとめておきましたので参考にしてください。
- MT4の画面左上の「ファイル」を開く
- 「データフォルダ」を開く
- 「MQL4」を開く
- 「Indicators」を開く
- ダウンロードしてあるインジケーターのファイルを移動させる
- ファイルを閉じてMT4を再起動させる
- MT4の画面左上の「挿入」をクリック
- 「インディケーター」をクリック
- (MT4表記ではインジケーターではなく、インディケーターとなっております)
- 「カスタム」をクリック
新しく追加したインジケーターを探してクリックすると、チャートにインジケーターが表示される
主要なトレンド系インジケーター
主要なトレンド型のインジケーターは2つです。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
それぞれの特徴についてわかりやすく説明します。
移動平均線
移動平均線はトレンド型のインジケーターで最も利用されることが多いインジケーターです。
移動平均線は、ローソク足と併用して、トレンドを把握するのが一般的な使い方になります。
ローソク足が移動平均線よりも上で推移している場合は、上昇トレンドで、ローソク足が移動平均線よりも下で推移している場合は、下降トレンドと判断できます。
また、移動平均線には、ゴールデンクロスとデッドクロスという代表的な転換ポイントがあるので、しっかり理解しておきましょう。
ゴールデンクロス
引用:お金のキャンパス
長期の移動平均線を、短期の移動平均線が下から上に突き抜けたとき(交差したとき)を、ゴールデンクロスと呼びます。
これから相場が上昇傾向になるかもしれないという買いサインのひとつとして、相場の方向性の手掛かりになるものと考えられています。
ただし、確実に上昇するとはいい切れないため、株価や為替などの価格と組み合わせて判断することが大切です。
ゴールデンクロスは、移動平均線だけでなく、MACDやストキャスティクスなどのチャート分析にも用いられています。
短期移動平均線が、長期移動平均線を下から上に抜くこと。
ゴールデンクロス=買いのサイン
デッドクロス
引用:お金のキャンパス
長期の移動平均線を、短期の移動線が上から下に突き抜けたとき(交差したとき)を、デッドクロスと呼びます。
これから相場が下落傾向になるかもしれないという売りサインのひとつとして、相場の方向性の手掛かりになるものと考えられています。
ただし、確実に下落するとはいい切れないため、株価や為替などの価格と組み合わせて判断することが大切です。
デッドクロスは、移動平均線だけでなく、MACDやストキャスティクスなどのチャート分析にも用いられています。
短期移動平均線が、長期移動平均線を上から下に抜くこと。
デッドクロス=売りのサイン
この2つはすごくわかりやすい転換ポイントになるから、これを機に使えるようにしておくといいわよ!
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、簡単にいうと、高い確率で+2σ(標準偏差)と-2σのラインの間で価格は動くであろうという予測をもとにして将来の価格の動きを予測するために使われるテクニカル指標です。
統計学上、+2σと-2σの間に収まる確率は95.45%とされていますので、高い確率で、今後のレンジを読むことができるテクニカル指標になります。
レンジ相場は、長引くことが多いので、ボリンジャーバンドをうまく使えば、値幅は少ないですが何度も利益を取れるはずです。
主要なオシレーター系インジケーター
オシレーター系のインジケーターも主に2つあります。
- RSI
- ストキャスティクス
それぞれの特徴についてわかりやすく説明します
RSI
RSIは現在、買われすぎなのか売られすぎなのかを単純に数字で表してくれるインジケーターです。
RSIが70%以上の場合、買われすぎでRSIが30%以下の場合は売られすぎであると判断できます。
なお50%付近の場合はもみ合いであると一般的に判断されるインジケーターです!
ストキャスティクス
ストキャスティクスの英語表記は「Stochastics」になります。
米国のチャート分析家ジョージ・レーンによって考案されたテクニカル指標で、振幅や値幅などから相場の過熱感を測るオシレーター分析の一種になります。
過去一定期間(一般的には9日間) における高値、安値に対して、当日終値がどのような位置にあるのかを数値化することによって、価格の推移傾向を判断しようとするもので、0%から100%の範囲で推移します。
相場の「買われすぎ」「売られすぎ」を判断し、現在値が割高か割安かを見る際に力を発揮し、一般的に「逆張り」などに使用されるテクニカル指標になります。
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ボリューム系のインジケーター
ボリューム系のインジケーターは、取引量から現在の相場を判断してくれるインジケーターです。
ボリューム系のインジケーターの代表格は、マネーフローインデックスでしょう。
マネーフローインデックス
マネーフローインデックスは、RSIと同じく、現在の相場が買われすぎか売られすぎかを判断してくれるインジケーターです。
RSIと違って、マネーフローインデックスは、価格と出来高を元に買われすぎか売られすぎかを判断します。
初心者におすすめのインジケーター4選
初心者におすすめのインジケーターは、ズバリ先ほど紹介し
トレンド系
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
オシレーター系
- RSI
- ストキャスティクスになります。
この4つは、インジケーターの中でも基本中の基本のインジケーターであり、ほとんどのテクニカル分析を行うFXトレーダーはマスターしているインジケーターです。
逆にテクニカル分析を行うのであれば、最低この4つを知っておかないと、他のトレーダーに比べ不利になってしまいますので、初心者の方はまずはこの4つのインジケーターについてしっかり理解するようにしてください。
移動平均線
移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。
その日を含めた過去何日間(または何週間)かの価格を毎日計算するため、平均値が移動していくことから、移動平均と呼ばれます。
代表的なテクニカルチャートのひとつで、価格の傾向や流れなど、相場の方向性を見る手掛かりになるぞ
現状の株価や為替などの価格を表すローソク足と組み合わせて、売買のタイミングを計るときに使われます。
ただし、過去何日間(または何週間)の平均を取っているので、実際の価格の動きよりも遅くなります。また移動平均線は、MACDやボリンジャーバンドなど、他のテクニカルチャートにも応用して利用されています。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、アメリカの投資家ジョン・ボリンジャーが考案したテクニカルチャートのひとつで、移動平均線とその上下2本ずつの標準偏差からなる線の計5本の線で表わされます。
英字表記は「Bollinger bands」よ!
ボリンジャーバンドは統計学を使って作られていて、大まかにいうと、高い確率で+2σ(標準偏差)と-2σのラインの間で価格は動くだろうという予測をもとに将来の価格の動きを予測するために使います。
なお、統計学上、+2σと-2σの間に収まる確率は95.45%とされています。
RSI
RSIとは、テクニカルチャートのひとつで、「Relative Strength Index」の頭文字をとった略語です。
RSIを日本語にすると【相対力指数】と訳されるわよ!
要するに、買われすぎか、売られすぎかを判断するための指標として主に利用されています!
RSIは、過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って、100を掛けたものです。
いくら値上がり、値下がりしたかはRSIでは判断できません。数値は0~100で表され、一般的に70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎと判断されます。
ストキャスティクス
ストキャスティクスはオシレーター系と呼ばれるチャート分析の一種に分類され、株価のある一定期間の変動幅と終値の関係から、相場の相対的な強弱の勢い、いわゆる「売られすぎ」や「買われすぎ」を示す指標のことを言います。
チャートは%K(Fast)と%D(Slow)の2本のラインで表され、数値は0%から100%の範囲で推移するのですが、その中でも、「%K」と「%D」の2本のラインを利用したものをファーストストキャスティクス。
「Slow%K」と「Slow%D」の2本のラインを利用したものをスローストキャスティクスと呼び、一概にストキャスティクスと言っても、詳しく説明すると【ファーストキャスティクス】と【スローストキャスティクス】の2種類が存在します。
ファーストストキャスティックスは、相場の動きに素早く反応するため、短期売買向きでダマシも多いのが欠点です。
しかし、それを補う役割を果たすのがスローストキャスティクスで、一般的にはこちらを利用することが多いです。
%Kラインは相場に対して敏感に動き、対して%Dラインは%Kラインよりも遅く動きますが、より重要とされているのは%Dラインです。
一般的には20~30%以下で売られすぎ、70~80%以上で買われすぎと判断しますが、相場の勢いが強い場合には、20%や80%を突破することもあります。
また、チャートは、%Kが%Dを上から下にクロスした場合は売りシグナル、下から上にクロスした場合には買いシグナルと見ることもできます。
ストキャスティクスの詳しい記事は下記を参考にしてください!
インジケーターを利用するにあたっての注意点
インジケーターを利用する注意点はたくさんありますが、主な注意点は、【インジケーターは絶対ではないということをしっかり理解する必要がある】ということです
ついつい、インジケーターを利用すると、インジケーターが表示してくれる数字がすべてのように思ってしまうトレーダーは一定数います。
しかし、あくまでインジケーターは目安に過ぎません。
インジケーターの数字とは異なる方向に相場が動くことはよくあるからねえ
インジケーターに頼りすぎはダメって事ね…
インジケーターを利用する際は、インジケーターは絶対では無いことをまずはしっかり理解するようにしてください。
まとめ
今回は、FXのインジケーターについて説明しました。
FXのインジケーターには様々な種類があり、うまく利用できればFXの勝率を飛躍的に上げてくれるものになります。
ぜひ今回の記事を参考にしていただきインジケーターの理解を深めていただければ幸いです。
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