プログラミングスクールおすすめ10選!プログラマーの実態も詳しく解説

プログラミングスクールおすすめ10選

「プログラミングスクールで学んでエンジニアに転職したい」
「どのプログラミングスクールが自分に合うのか分からない…」

こういった人に向けて、数あるプログラミングスクールの中から特に質の高いスクールを厳選してご紹介します。

失敗しないスクール選びのポイントもあわせて解説します。

また、プログラマーの年収や将来性といったリアルな情報、プログラミングスクールのネガティブな意見についても余すことなく解説します。

プログラマーになりたいという人はぜひ参考にしてみてください。

プログラミングスクールおすすめ10選

おすすめプログラミングスクール10選

サイト名RUNTEQG’s ACADEMYPOTEPAN CAMPAidemy PremiumDMM WEWBCAMP
エンジニア転職
TECH CAMPSAMURAI ENGINEER
エンジニア転職
TechAcademy
エンジニア転職
Tech BoostCodeCamp
料金(税込)550,000円(※1)429,000円(※2)440,000円528,000円(※4)690,800円(※5)657,800円(※9)696,550円(※11)877,800円625,020円(※13)594,000円
給付金最大440,000円最大70%OFF(※3)最大280,000円最大80%
(年間上限64万円)
最大70%適用(※6)最大640,000円(※10)最大560,000円(※12)最大70%最大560,000円(※14)最大70%
転職支援自己分析面談
書類添削
面接練習
企業探しサポート
就職ゼミ/起業ゼミ
卒業生がスカウト
卒業生の求人紹介
履歴書/経歴書添削
ポートフォリオ制作
面談練習
ポートフォリオ制作
転職相談
書類添削
ビジネス研修
面接対策
履歴書作成
求人初回
面接対策
業界理解サポート
書類添削
面接対策
面接日程調整の仲介
カウンセリング
企業面談
メンターサポート自己分析
書類添削
模擬面接
求人紹介
受講期間1,000時間
(最大9か月)
6か月5か月(20週間)3ヶ月/6か月/9か月3ヶ月/6か月/4か月10週間/6か月集中8週間/集中12週間/集中18週間
16週間/24週間/36週間
24週間3ヶ月4ヶ月
返金保証なし後払いが可能あり(8日以内)あり(8日以内)あり(※7)あり(14日以内)ありありあり
(クーリングオフ期間のみ)
なし
習得言語【必修】
HTML/CSS
Ruby・Ruby on Rails
SQL
JavaScript
【任意】
React
PHP
Laravel
HTML/CSS
JavaScript
PHP
MySQL
Larabel
HTML/CSS
JavaScript
Ruby
Ruby on Rails
PythonHTML/CSS
JavaScript
Ruby
Ruby on Rails
MySQL
Python(※8)
HTML/CSS
JavaScript
Ruby
Ruby on Rails
MySQL
HTML/CSS
JavaScript
MySQL
Laravel
PHP/Python/Javaのいずれか
HTML/CSS
JavaScript/jQuery
SQL
Vue.js
PHP/Laravel
HTML/CSS
JavaScript
JAVA
Ruby
PHP
HTML/CSS
JavaScript
PHP/Laravel
MySQL
公式サイト
詳細情報

(※1)2025年10月1日以降の入学は657,000円に変更されます。
(※2)レギュラーコースの授業料+入学金です。付属のSET LABOは別料金。
(※3)週末集中DEVコースのみ。
(※4)3ヶ月コースの場合。6か月で850,000円、9か月で1,078,000円。
(※5)短期集中コースの料金。就業両立コースが889,350円、専門技術コースが910,800円。
(※6)就業両立コース、専門技術コースは最大80%適用
(※7)短期集中コースのみ転職できなかった場合、全額返金保証制度あり。
(※8)専門技術コースのみ。
(※9)短期集中スタイルの場合。夜間・休日スタイルは877,800円。
(※10)夜間・休日スタイルの場合。短期集中スタイルは最大526,240円支給。
(※11)16週間プランの場合。24週間プランが882,750円、36週間プランは10,911,275円。他にも集中プランあり。
(※12)16週間プランのみ443,259円支給。
(※13)ブーストコースの最安値。最高値は813,560円。
(※14)スタンダードコースは対象外。

RUNTEQ

RUNTEQ

スクール名RUNTEQ(ランテック)
料金(税込)550,000円
受講期間最大9か月
給付金最大440,000円
転職支援自己分析面談
書類添削
面接練習
企業探しサポート
受講期間1,000時間
(最大9か月)
返金保証なし
習得言語【必修】
HTML/CSS
Ruby・Ruby on Rails
SQL
JavaScript
【任意】
React
PHP
Laravel
講師AI講師
運営会社株式会社RUNTEQ
公式HPhttps://runteq.jp/

RUNTEQ(ランテック)は、市場需要の高まっているAIを使いこなせるエンジニア育成を目指しています。

実際の開発会社が実務を参考にして作った1000時間のカリキュラムをこなすことで、超実践力が身に付きます。

ただコードが書けるようになるのではなく、実際に現場を想定した「設計・実装・レビュー・改善」という現場さながらの流れを体験しながらスキル習得することができます。

また、RUNTEQには学習意欲を高めるためのコミュニティが存在します。

様々な境遇の仲間たちと支えあいながら学習できるので、挫折せず学習を続けることができます。

RUNTEQ(ランテック)の料金まとめ

RUNTEQの受講料金は、分割払いが可能です。最低26,400円から支払いが可能です。
詳しくは以下の表の通り。

分割回数初回料金2回目以降の料金
24回28,600円26,400円
12回49,500円49,400円
10回59,250円58,500円
6回95,450円95,200円
3回186,925円186,900円

なお、RUNTEQでは2025年10月1日以降料金が657,000円に変更されるので、RUNTEQを検討している方はお急ぎください。

G’s ACACEMY(ジーズアカデミー)

G’s ACACEMY

スクール名G’s ACADEMY(ジーズアカデミー)
料金(税込)429,000円
受講期間6か月
給付金最大70%OFF
転職支援就職ゼミ/起業ゼミ
卒業生がスカウト

受講期間6か月
返金保証後払いが可能
習得言語HTML/CSS
JavaScript
PHP
MySQL
Larabel
講師メンター:32人
講師:2人
運営会社デジタルハリウッド株式会社
公式HPhttps://g-s.dev/

G’s(旧G’s ACADEMY)は、起業家養成エンジニア学校として、10年以上の運営実績を誇ります。

半年間の学習期間で開発現場と同レベルのスキルを取得できます。

また、目的に応じて「エンジニア技術ラボ」「スクラム開発ラボ」「スタートアップビジネスラボ」の3つの講座を別途受講することが可能です。

ただし、基本の受講料とは別で料金がかかります。

  • スタートアップビジネスラボ:126,500円(税込)
  • エンジニア技術ラボ:242,000円(税込)
  • スクラム開発ラボ:66,000(税込円)

セットラボ講座は給付金の対象外ですので、その点もご注意ください。

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)

POTEPAN CAMP

スクール名POTEPAN CAMP
料金(税込)440,000円
受講期間5か月(20週間)
給付金最大280,000円
転職支援卒業生の求人紹介
履歴書/経歴書添削
ポートフォリオ制作
面談練習
返金保証あり(8日以内)
習得言語HTML/CSS
JavaScript
Ruby
Ruby on Rails
講師AI
運営会社株式会社ポテパン
公式HPhttps://camp.potepan.com/

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)は、Webエンジニア排出No.1のプログラミングスクールです。

超実践力が身に付く学習カリキュラムと独自の提携求人が魅力です。

何か分からないことがあれば、AIに質問してすぐに解決することができます。

直接講師に聞きたいという方には少し不安に思うかもしれませんが、生徒一人一人に講師がつきっきりなわけではないので、効率を考えるならAIに質問できる方がずっと楽です。

ポテパンキャンプの料金まとめ

ポテパンの3つのコースの料金をまとめました。

コース名料金(税込)
Railsキャリアコース440,000円
U29コース無料
Java実践研修コース396,000円

ご覧の通り、29歳以下の方であれば無料でエンジニア転職できます。

有料のコースと比べると学習内容自体は薄くはなりますが、とりあえず最低限のスキルを身に着けたいという方にはおすすめです。

ちなみに、ポテパンは料金の支払いは分割払いは対応しておらず、どうしても分割払いがしたい場合は教育ローンを使う必要があります。

ただし、最大70%OFFの給付金が利用できるのでご安心ください。

Aidemy Premium

Aidemy Premium

スクール名Aidemy Premium
料金(税込)528,000円
受講期間3ヶ月/6か月/9か月
給付金最大80%
転職支援ポートフォリオ制作
転職相談
返金保証あり(8日以内)
習得言語Python
講師17人
運営会社株式会社アイデミー
公式HPhttps://premium.aidemy.net/ai/

Aidemy Premiumは、AIにに特化したプログラミングスクールです。

そのため、習得言語もPythonのみです。

近年AIの発展はすさまじく、アプリ開発やデータ分析など需要が急速に拡大しています。

今後AIの需要はさらに増していくと予想されますので、AIを学びたいという方にはおすすめのスクールです。

Aidemy Premiumの料金まとめ

Aidemy Premiumには学習コースがいくつかあるので、それぞれの料金を下の表でまとめました。

講座3ヶ月6か月9か月
データ分析528,000円858,000円1,078,000円
AIアプリ開発528,000円858,000円1,078,000円
自然言語処理528,000円858,000円1,078,000円
E資格対策327,800円

これらのコースすべてに給付金が適用されます。

例えば、データ分析3ヶ月コースの場合だと、実質105,600円になります。

DMM WEWBCAMP

DMM WEWBCAMP

スクール名DMM WEWBCAMPエンジニア転職
料金(税込)690,800円
受講期間3ヶ月/6か月/4か月
給付金最大70%適用
転職支援書類添削
ビジネス研修
面接対策
返金保証あり
習得言語HTML/CSS
JavaScript
Ruby
Ruby on Rails
MySQL
Python
講師通過率10%を突破したスキルの高い講師が多数在籍
運営会社株式会社インフラトップ
公式HPhttps://web-camp.io/

DMM WEWBCAMPのエンジニア転職コースは、転職成功率98%・転職後の離職率2.4%(半年以内)の圧倒的実績を誇るプログラミングスクールです。

エンジニア転職以外にも、デザインや動画編集など様々なスクールがある業界最大手のDMMグループ提供のスクールのため安心です。

未経験者のための学習に特化しており、万全なサポート体制で学習できる環境が整っています。

実際、受講者の97%がプログラミング未経験です。

つまり、ほぼ全員が未経験で受講したにも関わらず98%の受講者がエンジニアに転職できているということになります。

DMM WEBCAMPの料金まとめ
コース名料金実質負担料金学習期間転職保証
短期集中コース一括払い:690,800円
月額払い:28,072円
※初回のみ110,000円
251,200円
補助金最大70%適用
受講料全額負担
就業両立コース一括払い:889,350円
月額払い:37,669円
※初回のみ110,000円
249,350
補助金最大80%適用
なし
専門技術コース一括払い:910,800円
月額払い:38,706円
※初回のみ110,000円
270,800円
補助金最大80%適用
なし

ご覧の通り、すべてのコースに補助金が適用されます。ただし、返金保証があるのは短期集中コースのみとなっているのでその点は注意しましょう。

TECH CAMP(テックキャンプ)

TECH CAMP

スクール名TECH CAMP
料金(税込)657,800円
受講期間10週間/6か月
給付金最大640,000円
転職支援履歴書作成
求人初回
面接対策
返金保証あり(14日以内)
習得言語HTML/CSS
JavaScript
Ruby
Ruby on Rails
MySQL
講師徹底した教育研修を受けた現役エンジニア
運営会社株式会社div
公式HPhttps://tech-camp.in/expert

TECH CAMP(テックキャンプ)は、生成AIを使いこなせるエンジニア育成を目指したプログラミングスクールです。

テックキャンプオリジナルのアプリを開発からリリースまで通して経験することで、実際の開発現場で使えるスキルが身に付きます。

さらに、提携しているグループ会社の開発プロジェクトに参加することもできます。

実践力が鍛えられますし、実際の開発プロジェクトに参加しているので、職務経歴書に書くこともできます。

また、最近では副業サポートも行っており、「いきなり転職するのは不安…」という方でも安心して受講できます。

テックキャンプの料金まとめ
コース名料金実質負担料金
短期集中スタイル657,800円131,560円
夜間・休日スタイル
(仕事をしながら学べる)
237,800円

ご覧の通り、TECH CAMPではライフスタイルに合わせて2種類のコースを選択することができます。

短期集中スタイルでは、10週間でスキルを身に着けてエンジニアを目指すため、まとまった時間が取れる方におすすめです。

夜間・休日スタイルは、半年かけてエンジニアを目指すので、就業しながらエンジニアを目指したい方におすすめです。

SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)

SAMURAI ENGINEER

スクール名SAMURAI ENGINEER
料金(税込)696,550円
受講期間最短8週間・最長36週間
給付金最大560,000円
転職支援業界理解サポート
書類添削
面接対策
面接日程調整の仲介
返金保証あり
習得言語HTML/CSS
JavaScript
MySQL
Laravel
PHP/Python/Javaのいずれか
講師いつでも相談できる専属講師
運営会社株式会社SAMURAI
公式HPhttps://www.sejuku.net/

SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)は、独力で設計・開発まで自走できるエンジニアの育成を目指したプログラミングスクールです。

フロントエンドからサーバー再度まで幅広いスキルを身に着けることができます。

HTMLやCSSなどの基礎学習を終えたらPHP、Python、Javaから選択することができます。

将来性や今後の需要を考えて自分で言語を選択できるのは嬉しいポイントです。

また、かなり細かいプラン分けがされているので、自分の生活スタイルにベストマッチするプランを見つけることができます。

SAMURAI ENGINEERの料金まとめ
プラン名料金実質負担料金
16週間プラン696,550円253,291円
24週間プラン882,750円322,750円
36週間プラン1,091,275円531,275円
集中8週間プラン477,100円173,491円
集中12週間プラン668,050円242,927円
集中18週間プラン882,750円322,750円

最短8週間(2か月)でスキルを身に着けるプランもあれば、36週間(9か月)かけてじっくりスキルを身に着けていくプランもあります。

そのため、ご自身の今のライフスタイルに合わせたプランを選択しましょう。

TechAcademy

TechAcademy

スクール名TechAcademy
料金(税込)877,800円
受講期間24週間
給付金558,600円
転職支援カウンセリング
企業面談
返金保証あり
習得言語HTML/CSS
JavaScript/jQuery
SQL
Vue.js
PHP/Laravel
講師通過率10%の選考を通過した現役エンジニア
運営会社株式会社ブリューアス
公式HPhttps://techacademy.jp/

TechAcademy(テックアカデミー)では、完全未経験からWebエンジニアへの転職を目指せるプログラミングスクールとなっています。

現役エンジニアとキャリアカウンセラーからの徹底サポートで、一生使えるスキルを身に付けます。

転職サポートも豊富で、自己分析や書類の添削はもちろんのこと、1000社以上の未経験者向け求人の案内や企業との一次面接まで行ってくれます。

至れり尽くせりの転職サポートとなっているため、未経験者でも安心して受講できます。

さらに、受講後に万が一転職できなかった場合は料金の全額返金保証付きです。

Tech Boost

Tech Boost

スクール名Tech Boost
料金(税込)625,020円
受講期間3ヶ月
給付金最大560,000円
転職支援メンターサポート
返金保証あり
習得言語HTML/CSS
JavaScript
JAVA
Ruby
PHP
講師100%現役エンジニア
運営会社株式会社Branding Career
公式HPhttps://tech-boost.jp/

Tech Boost(テックブースト)は、未経験からフリーランスエンジニアを目指せるプログラミングスクールです。

NSBラーニングと呼ばれる学習方法を導入し、最効率でスキルを身に着けることができます。

また、講師陣も全員2年以上の実務経験がある現役エンジニアで構成されているのも評価が高いポイントです。

Tech Boostの料金まとめ
コース名料金(3ヶ月受講)料金(6ヶ月受講)入学金
ブーストコース
PHP・Ruby・JavaScript
422,400円625,020円219,780円
ブーストコース
PHP+JavaScript
511,390円714,010円219,780円
ブーストコース
JAVA
610,940円813,560円408,320円
スタンダードコース329,120円531,740円126,500円

これらは給付金の対象で最大70%OFFになります。

ただし、スタンダードコースは対象外となるので注意しましょう。

CodeCamp(コードキャンプ)

CodeCamp

スクール名CodeCamp(コードキャンプ)
料金(税込)594,000円
受講期間4ヶ月
給付金最大378,000円
転職支援自己分析
書類添削
模擬面接
求人紹介
返金保証なし
習得言語TML/CSS
JavaScript
PHP/Laravel
MySQL
講師現役エンジニア
運営会社コードキャンプ株式会社
公式HPhttps://codecamp.jp/

CodeCamp(コードキャンプ)は、エンジニア転職コースやWebデザインコースなど様々な用途に応じた学習が受けられるスクールです。

中でもエンジニア転職コースは、他のライバルたち差をつけより突き抜けたエンジニアになるための技術力やマインドを身に着けることができます。

講師とマンツーマンで学習したりチームを作って実際の開発現場の開発手法を学べるので、挫折しにくい環境が整っています。

また、コース設立以来400人以上の転職支援実績があり、その中の半分以上が自社開発の企業に内定をもらっています。

CodeCampの料金まとめ
受講料(一括)561,000円
受講料(分割)28,000円/月
入学金33,000円
総額594,000円
補助金最大378,000円

キャリアアップの選択肢としてプログラマーってどうなの?

近年、AIやIoTなど先端技術の進化によりIT業界の需要がさらに高まっています。

需要の拡大とは反比例してIT人材が不足しているので、今後のキャリアアップの選択肢としてプログラマーはとても需要が高い状況が続くと予想されます。

ただ、「プログラマーはブラック!」「プログラマーは薄給だ!」といったネガティブな意見もよく耳にするので、ここではプログラマーの平均年収や定着率、今後の需要について詳しく解説します。

プログラマーの平均年収

プログラマーの平均年収は、求人ボックスの調査によると約469万円となっています。

日本全体の平均年収が約460万円ですので、平均より少し高めですね。

年代別の年収も見てみましょう。

年代平均年収月収
20~24314万円23.9万円
25~29386万円27.0万円
30~34434万円30.2万円
40~44508万円36.5万円
45~49517万円37.1万円
50~54553万円38.6万円
55~59588万円40.5万円

※求人ボックスより引用

需要が高いという割には大きな差はないように感じますよね。

プログラマーという職業はスキルや経験の差が収入に大きく影響します。

そのため、スキルや経験の浅いうち(特に20代前半)は収入は少ないです。

具体的には、現場レベルで扱える言語が少ないと薄給になりがちですが、扱える言語が増えてくるとこなせる案件の幅が広がってくるので必然的に収入は伸びてきます。

また、需要の高い言語が扱えるエンジニアも収入を上げやすいです。

例えば、AIや機械学習の分野で需要が急増しているPythonや、まだ習得者が少ないGo言語などはかなり高収入になる傾向にあります。

どちらの言語も平均年収は600万円を超えています。

学習したものが目に見えて収入に直結するので、モチベーションはかなり上がると思います。

また、担当する工程によっても収入が大きく変化します。

具体的には、システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)では、収入に差がつきやすいです。

SEとは

クライアントからどのようなシステムが必要なのかヒアリングして自身で設計(要件定義)し、開発、開発後の運用保守までの一連の流れを統括する技術者のことです。

プログラマーは、開発工程の一部である「開発」を担当します。

一方、システムエンジニアは開発の前段階である要件定義や設計からすべての工程に携わります。

当然責任も大きいためプログラマーと比べて収入は増えます。

プログラマーを経てシステムエンジニア、という感じでステップアップしていくのが主流の流れとなっています。

プログラマーの離職率

IT業界全体の離職率は10%前後で毎年推移しています。

対して、労働者全体の離職率は15%前後となっており、IT業界は全職種の中では離職率は低めということになります。

ただし、この数字はあくまでIT業界全体を表しており、就業先の企業やによって離職率はかなり変わってきます。

特に、下流工程のプログラマーは過酷な労働環境と薄給で離職率が50%超えの企業もそう珍しくないです。

そのため、先程も解説した通り、スキルや経験を早く身に着けて上級工程に携われるエンジニアを目指していくのが良いです。

未経験から転職するならプログラミングスクール一択?

未経験からプログラマーに転職するにあたって、「独学じゃダメなの?」と思う人もいるでしょう。

そこで、独学とスクールの違いを比較してみましょう。

スクール独学
料金数十万円~
コースによっては100万円以上かかる
数千円程度(参考書等)
習得スピード速い
現役エンジニアから学べるので効率的
遅い
挫折のしやすさ同じ境遇の仲間がいるから挫折しにくいかなり意思が強くないと挫折しやすい
転職のしやすさ転職サポートが充実している&求人紹介もある自力で転職活動をする必要がある
自己解決能力すべて独力で乗り越える力が身に付く手厚いサポートがゆえに独学よりは身に付きにくい

一長一短な面もありますが、効率を考えるならやはりスクールのほうがおすすめですね。

両者とも明確な違いがあるので、それぞれ向いている人をさらに深堀りしていきましょう。

独学が向いている人
  • 費用をできるだけ賭けたくない人
  • 自分のペースで学習したい人
  • 最後まで自走できる力を身に着けたい人
スクールが向いている人
  • 最大効率で学習したい人
  • 絶対にエンジニアに転職したい人
  • メンタルが弱い人

スクールなら学習面だけでなく、転職活動そのものもしっかりサポートしてくれるため、絶対にエンジニアに転職したいという人は素直にスクールを利用することをおすすめします。

唯一のデメリットともいえる費用面に関してもこれから解説する給付金を利用すれば大幅に抑えられますからね。

スクールなら教育訓練給付金が貰える?

多くのプログラミングスクールでは、受講料に対して〇〇%の給付金を利用することができます。

例えば、RUNTEQなら受講料の最大80%(最大440,000円)の給付金を受け取ることができます。

それでも数千円程度で学習できる独学と比べると高いですが、多くのスクールで9割以上の人が転職できている実績を踏まえると、それだけ払う価値は十二分にあると言えるでしょう。

なお、給付金を受け取るにはそれぞれのスクールごとに条件があり、申請も自分で行う必要があるので、受講するスクールの公式サイトをしっかりと確認しておきましょう。

分からないことがあれば受講の前に無料相談もできるので、まずはそちらを利用するのもおすすめですね。

プログラミングスクールはやめとけの真相とは?

プログラミングスクールについて「やめとけ」というネガティブな意見を目にした方も多いのではないでしょうか?

実際に調べたところ、

「プログラミングスクールに行っても意味がない」
「スクールの卒業生は使えない」

といった口コミが見られました。

こういった口コミについて深掘りしていきます。

高額な受講料に見合わないケースがある

先ほども紹介した通り、プログラミングスクールの受講料は決して安くはありません。

給付金が使えたとしても十数万円はするので、その費用対効果を疑問視する人も中にはいるようです。

たしかに、高い受講料を支払ったのに転職はおろか途中で挫折して修了すらできない人も一定数います。

ただし、何度も言いますが、プログラミングスクールは転職サポートが充実しているので、最後まで学習し続けられれば、求人紹介などあらゆる面で独学とは比較にならないくらい転職できる確率は上がります。

つまり、受講料に見合わないケースになるか否かはあなた次第ということです。

現場レベルのスキルまではなかなか身に付かない

これは事実です。

どれだけスクールで学習してスキルを磨いても、現場で求められるレベルには達しないケースが多いです。

過酷な開発現場では、即戦力になれるスキル感を求められることも多いため、就業したての頃はついていけずに挫折してしまう人も多いです。

ただ、これは仕方がない事です。

どの職種にしても就業したてはスキルが足りないのは普通です。そこで諦めずに経験やスキルを磨き続けてた人がやがて高い収入を得ることができます。

講師のレベルに差がある

スクールによっては、講師の質が悪いといった意見もあるようです。

「エンジニアとしての経験が浅い」
「長年講師しかしていないから最新の技術に疎い」

といったケースがあるようです。

実際、スクールの卒業生や現場経験が1年くらいの若手エンジニアが講師を務めるスクールもあります。

教える側のスキルがないと、当然教わる側のスキルも伸びにくいです。

そのため、スクールを選ぶ際には講師たちの経歴は必ず確認しておきましょう。

受講前の無料相談等で聞いてみるのもおすすめです。

独学からエンジニア転職に成功できた人がいる

完全に独学でエンジニアに転職できた人は一定数います。/p>

独学で転職できてしまっている以上は「スクールは意味がない」と言われても仕方がないですね。

ただ、独学からエンジニア転職を成功させるのは容易ではありません。

  • コツコツと学習し続ける強い意志
  • 転職のために必要な情報を集める情報収集能力.etc

独学から転職するには最低限上記が必要になります。

これらをすべて一人で解決できるのであれば、スクールに行かずに独学をおすすめしますが、そうでないならスクールで手厚いサポートを受けながら転職を目指すのがおすすめです。

受講を無駄にしたいためのプログラミングスクールの選び方

スクール選びがいかに重要なのかある程度理解できたと思います。

そこで、実際にプログラミングスクール選ぶ際のポイントについて詳しく解説していきます。

カリキュラムの内容と自分の目的が合致している

プログラミングスクールには、様々なコースやカリキュラムがあります。

そのため、事前に自分が学びたい内容とカリキュラムが合致しているか否か確認しておく必要があります。

例えば、Pythonを学習してゆくゆくはAIプログラマーになりたいのに、Pythonがカリキュラムに入っていないスクールを選んでしまっては意味がありません。

また、開発の用途によって扱うプログラミング言語はまったく異なります。

そのため、将来どんな現場で働きたいのかをしっかり考えて、その内容に合ったコースやカリキュラムを提供するスクールを選びましょう。

講師の質は高いか

先ほども解説しましたが、スクールごとに講師の質はばらつきがあります。

あまりスキルや経験のない講師だと現場レベルのスキルは身に付きづらいので、講師の質は絶対に確認しておきましょう。

できれば現役のエンジニア(実務経験は最低2年以上)がいいですね。

また、マンツーマンで教えてくれる形式をとるスクールもおすすめです。

マンツーマンであれば、何か分からないことがあっても、より詳細に教わることができますし、自分が納得するまでしっかりと質問できますからね。

受講形式と自分のライフスタイルは合っているか

プログラミングスクールの受講形式は、主に通学かオンラインかの2択です。

働きながら受講するのであればオンラインの方が都合が良いでしょうし、仕事を辞めて学習に専念するなら通学したほうが直接講師とお話しできるので効率が良いです。

また、平日集中型や土日集中型などもあるため、ご自身のライフスタイルによりマッチした受講形式を選ぶことで、より効率的に学習することができます。

転職サポートは充実しているか

多くの人のはスクールの目的が「エンジニアへの転職」でしょうから、転職サポートがどれだけ充実しているかもチェックすべきです。

具体的には以下のようなサポートがあるかどうか確認してみましょう。

  • 履歴者等の添削補助
  • 面接練習
  • ポートフォリオ制作
  • 企業探しサポート.etc

この他にも、求人の紹介まで行ってくれるスクールもあるので、そういったスクールを選べば転職活動がかなり楽になります。

また、未経験からの転職であればポートフォリオを作成して提出すると評価してもらえる企業もあるのでおすすめです。

料金設定は適正か

料金設定も重要です。

というのも、あまりに安すぎるプログラミングスクールは、「安さ」を前面に押し出して受講生を募っているケースがあるからです。

裏を返せば、スクールの質に自信がないともとれます。

もちろん、安いスクールすべてが質が低いわけではありませんが、あまりに安さのみを謳っているスクールには注意しましょう。

逆に、高いから良いスクールというわけでもありません。

重要なのは、自分に合ったカリキュラムやサポートが受けられ、且つ、料金に見合っていると自分で納得できるスクールを選びましょう。


プログラミングスクールを探す際はここでご紹介した5つのポイントを意識しながら探すと、より良質なスクールが見つかるでしょう。

記事内で紹介しているスクールはいずれも上記のポイントを満たす優良スクールばかりなので自信を持っておすすめできますよ。

プログラミングスクールに関するQ&A

最後に、プログラミングスクールに関してよく聞かれる質問に回答していきます。

気になる質問をチェックしてみてください。

未経験から本当にプログラマーに転職できるの?

プログラミング未経験でもプログラマーに転職できます。

実際、受講生の9割以上が未経験で転職成功率も9割越えというスクールも多いです。

ただし、これは正しいスクール選びができている前提の話です。

先ほども解説したスクール選びのポイントを意識して、自分に合うプログラミングスクールを選びましょう。

スクールを卒業しても使えないって本当?

「スクールの卒業生は使えない」という口コミがたまに見られますが、これは事実です。

使えないというより、スクールを卒業しただけでいきなり現場レベルのスキルを身に着けるにはかなり難しいです。

基本的な言語は理解できても、クライアントからの要望を聞いて修正する応用力は実務でしかなかなか身に付きませんからね。

また、実際の開発現場ではチームで開発を行うため、個人で学習していたスクールとは勝手が違います。

協調性やコミュニケーション能力も必要とされます。

こういった現場レベルの総合的なスキルを磨いていく必要があるのです。

開発言語は何がおすすめ?

将来性、もしくは需要の高い言語がおすすめです。

最近だとAI需要が増していて今後ますます需要が高まることが予想されるので、Pythonの人気が高いです。

また、Web制作だとワードプレスの中身をいじれるPHPも比較的難易度が低く需要も高めなのでおすすめです。

ただし、難易度が高すぎる言語だと挫折しやすいので、需要と難易度のバランスを考えながら選びましょう。

Posted by ひのさん