ダンスが習い事におすすめな理由!人気ダンス曲を一挙公開

学校の授業でも取り入れられ、習い事として人気に拍車がかかっているダンス。
子どもが自ら「習いたい!」と言い出すことも多く、現在ダンス人口は右肩上がりで大注目の習い事となっています。
この記事ではそんなダンスの魅力やジャンルを徹底解説します。
ダンススクールを選ぶときのポイントや小学生に人気のダンス曲も一緒にご紹介しますので、是非参考にしてください。
人気ダンスジャンル一覧
ダンスには様々なジャンルがあり、それぞれ異なった特徴があります。
ダンスは日々ジャンルが変化し続けているため、細かく分けるとかなりの数になってしまいます。
今回は主なダンスジャンルをピックアップし、特徴と一緒にご紹介します。
- HIP-HOP
- R&Bダンス
- JAZZ
- K-POP
- ブレイキン(ブレイクダンス)
- チアダンス
- ロックダンス
HIP-HOP
ヒップホップはアメリカで発祥したストリートダンスの一種で、型に縛られないダンスが特徴です。
音楽に合わせ体全体でリズムを取り、それぞれの感性や個性で自由に表現することを大切にしています。
先生によって踊り方や体の使い方が違うため、自分が踊りたいイメージに合う先生を探すことがポイントです。
自分を表現することが得意な人、自由に楽しみながら踊りたい人におすすめです。
R&Bダンス
R&Bダンスは、R&Bのリズム&ブルースの音楽に合わせてスローテンポにかつダイナミックに踊ります。
ヒップホップほど激しくなく、体をゆっくり揺らしたり体のラインを強調して曲の雰囲気を表現します。
歌詞の世界観をダンスで表現することを大切にしており、物語のある振り付けで音楽の世界を最大限に引き出す表現力のある人におすすめです。
JAZZダンス
JAZZダンスはもともとアメリカで生まれたダンスで、ジャズ音楽とともに発展しました。
バレエを基礎とした体を大きく使う、しなやかさと力強い動きの両立が求められます。
立ち方やターンなどはクラシックバレエの基礎を応用しておりますが、今では幅広いジャンルと融合し踊られています。
バレエの要素に興味があり、豊かな表現力で踊りたい人に向いています。
K-POP
K-POPは韓国アイドルが踊っている振り付けを指すのではなく、多数のダンスジャンルをミックスした総合エンタメ系ダンスを言います。
グループ全体のシンクロ率や鮮やかなフォーメーションチェンジを重視しており、真似しやすいダンスや印象的なポイントダンスを振り付けに盛り込んでいます。
顔の表情やビジュアル面含めてすべて演出となっているため、華やかなアイドルを目指す人におすすめのダンスです。
ブレイキン(ブレイクダンス)
ブレイキンはニューヨークで生まれたストリートダンスで、2024年パリオリンピックで初めて公式種目として採用されました。
ヒップホップのビートに合わせ、床を使ったアクロバティックな動きで観客を魅了します。
頭を使って回転する、倒立のまま停止する、ヘッドスピンなどの動きが特徴で、ダンサー同士が技や個性をぶつけ合いバトルする文化が根づいています。
ストリート感が強く、観客を盛り上げるダンスに興味がある人におすすめです。
チアダンス
チアダンスと聞くとポンポンを持ち応援の時によく見るダンスで有名ですが、実際にはジャンプやターンなどアクロバティックな要素を取り入れた華やかなダンスです。
チーム一体となり笑顔で元気に踊ることが要求され、キレのあるフォーメーションやシンクロ性の高さも求められます。
カラフルな衣装に舞台映えするメイクも特徴です。地域のクラブチームもあるため、子どもから大人まで幅広く楽しめるダンスジャンルとなっています。
ロックダンス
ロックダンスはロサンゼルスで生まれたストリートダンスで、その名の通りLOCKするように止まる動きが特徴です。
音に合わせてピタッと止まるキメが基本で、トゥエル(手首を巻き上げる)、ポイント(指差し)、サムズアップ(親指を立てる)、おでこに片手をかざすといった分かりやすいポーズが多く、ノリの良さも必要になります。
ダンスの技術だけでなく、コミカルな動きと様々な表情で観客を楽しませるキャラクター性も重要です。
かっこいい衣装を身にまとい、観客を楽しませるロックダンスは追求しがいのある奥深いジャンルとなっています。
小学生に人気のダンス曲TOP5
ダンスが好きな小学生にアンケート調査を行い、ダンス人気曲TOP5を選出しました。
みんなで踊ると盛り上がること間違いなしです!
- ダンスホール Mrs.GREEN APPLE
- 最高到達点 SEKAI NO OWARI
- I wonder Da-iCE
- APT ROSE&Bruno Mars
- やってみよう WANIMA
ダンスホール Mrs.GREEN APPLE
大人気グループMrs.GREEN APPLEのダンスホールはアップテンポで明るいメロディが特徴の楽曲です。
誰もが知っているこの曲はつい口ずさんでしまう人も多く、聴いているだけで自然と体が動いてしまうようなダンスにピッタリの楽曲となっています。
前向きになれる歌詞と元気がみなぎるメロディのダンスホールは、みんなで踊ると一体感が生まれること間違い無しです!
最高到達点 SEKAI NO OWARI
最高到達点は、SEKAI NO OWARIが歌うテレビアニメ「ONE PIECE」の主題歌です。
自分の弱さと向き合い、困難や喪失感に立ち向かっていく歌詞は多く人に勇気を与えます。
大きなスケールで疾走感のあるサウンドに、オーケストラ調の要素やアップテンポなメロディが取り入れられており、冒険にぴったりです。
踊ってみた動画が数多くYouTubeにアップされていますので是非ご覧になってください。
I wonder Da-iCE
Da-iCEのI wonderはSNSのダンス動画で大人気の楽曲です。
「音が止まった」の歌詞に合わせて、スイッチをポチッと押す振りは大きな反響になっていました。
サビ始まりが珍しいこの曲は、音ハメダンスで一気に聞く人の心を惹きつけます。
TikTokでは多くの有名人も踊ってみた動画を上げているので、気になった人は是非ご覧になってください。
APT ROSE&Bruno Mars
YouTubeで20億回再生を誇り世界中で話題となったAPTは、中毒性があり一度聞いたら頭からメロディが離れなくなります。
軽快でノリのいいテンポのこの曲は、SNS上でサビや振り付けが真似されており、学校でも友達同士で歌いながら踊っているという声も耳にします。
もはや知らない人はいないであろうAPTは、発表会等でも観客を巻き込んで盛り上がる大人気の曲となっています。
やってみよう WANIMA
WANIMAが歌うやってみようは、2017年にリリースされた楽曲ですが2025年現在もダンスミュージックとして高い人気を誇っています。
「やってみよう」のタイトル通り、自分のやりたいことを恐れずやってみようというメッセージが込められているこの曲は、聞いた人に勇気と元気を与えてくれます。
アップテンポなメロディにロック調のアレンジがされており、自由な振り付けで運動会などの競技でもよく使用されています。
習い事でダンスをするメリット
ダンスは、運動能力や柔軟性を身につける他、表現力や協調性も伸ばすことができます。
以下で、習い事でダンスをすることのメリットについて詳しく解説していきます。
- 運動能力や柔軟性が向上する
- 表現力や協調性が身につく
- 自分に自信がつく
運動能力や柔軟性が向上する
ダンスを習うことで運動能力や柔軟性が向上します。
ダンスは全身運動なので体幹を鍛えることができ、基礎体力をアップさせることができるというメリットがあります。
手足を同時に動かしたり音に合わせて動きを切り替えるので、バランス感覚や反射神経も良くなります。
楽しみながら運動能力を上げるのにピッタリの習い事です。
表現力や協調性が身につく
ダンスはただ単に振り付けを踊るだけでなく、見ている人に何かを伝える表現力も大切になります。
歌詞や振り付けに込められた感情をダンスと表情で表現することで、同じ振り付けでも全く異なった印象を受けます。
また、ダンスが楽しい!という気持ちも見ている人に伝わる大切な表現力です。
同じ空間にいる仲間と一体となって目標に向かうことで、協調性も身につきます。特に発表会が多いスクールでは生徒たちの仲間意識が高まり、同じ目標に向かって切磋琢磨できるでしょう。
自分に自信がつく
上記でお伝えしたように、ダンスは全身運動と表現力が身に付きます。
この2つが身につくと自分の心が強くなり、自分に自信がついてきます。
また、ダンスはステージに立ち大勢の人の前で踊る機会があるため、緊張に打ち勝つ精神力が必要になります。
緊張の中踊りきったという経験は、必ず自分の自信につながります。
「あなたのダンス良かったよ!」「あなたの踊り素敵だったよ」と褒められると、自己肯定感も上がります。
ダンスを習うことで自信が持てると、自分をもっと好きになれるでしょう。
習い事でダンスをするデメリット
続いては、ダンスを習うことによって考えられるデメリットを見ていきましょう。
- ライバルが多い
- イベントや発表会が多く、親のサポートが必要
ライバルが多い
ダンスの人気は非常に高く、ここ数年でダンス人口は一気に増えました。
習い事として人気のあるスイミングやピアノと並ぶようになり、今では習い事の定番となっています。
アイドルや憧れのアーティストに影響されてダンスを始める人も多く、「自分もアイドルになりたい!」と習い始めるも、人気のスクールに空きがなかったり、希望の時間にレッスンが受けれないといった状況もあるようです。
また、人気の習い事ゆえ競争が激しく、個性や技術を磨かなければ発表会や大会に出れないといった声も上がっていました。
人気の習い事だからこそ学べる環境は整っていますが、その分ライバルが多いというデメリットがあるようです。
イベントや発表会が多く、親のサポートが必要
ダンスは通常のレッスンの他に、イベントや発表会が多くある習い事です。
子どもに「目標」を与えるために発表会はとてもいいのですが、親はその発表会に向けてサポートをしていかなくてはいけません。
追加のレッスンを行う場合もあれば、レッスン後に残って自主練習することも増え、時間帯によっては送迎しないと危険なこともあります。
当日の会場までの送迎や、衣装を準備する必要もあります。
このように、ダンスは練習の成果を発揮するために親のサポートが必須となる習い事です。
もし対応できそうにないなとお考えであれば、入会前に発表会の頻度や衣装、ヘアセットの準備等について事前に確認しておきましょう。
ダンススクールを選ぶポイント
人気の習い事であるダンスはスクールの数も増えており、子どもが習いたいと言った時、どこに通わせるか悩む保護者も多いと思います。
そこでここからは、ダンススクールを選ぶ時に注意するべきポイントについて解説します。

自分が譲れないポイントを優先的に選ぶと絞りやすいですよ!
- 自分がやりたいダンスのジャンルがあるか
- クラス分けされているか
- インストラクターの実績や指導経験
- スクールの雰囲気
- スクールの通いやすさ
- レッスン代等の費用
- スクール内が清潔に保たれているか
自分がやりたいダンスのジャンルがあるか
ダンスには様々なジャンルがあります。
習ってみたいジャンルが何か、どんなダンスが踊れるようになりたいのかを事前に確認し、希望のジャンルを教えてくれるスクールを選びましょう。
言葉で伝えるダンスと実際に希望するダンスのジャンルが違う可能性もありますので、いくつか体験レッスンを受けて「これだ!」と納得できるスクールを選ぶことが大切です。
クラス分けされているか
ダンススクールの適切なクラス分けは、生徒の成長とやる気を引き出すうえで非常に重要です。
一般的なクラス分けは、レベルやダンスの種類、年齢で分けられます。
多くのスクールが「年齢+レベル」でクラスを分けており、レベル分けされたクラスでそれぞれの生徒に適切なレベルの指導を行います。
例えば、基礎ができていないのに上級者向けのクラスに所属すると生徒はついていけず、やる気もモチベーションも下がってしまいます。
また、ある程度の年齢で分けたクラスで指導を行うことにより、体格差による事故や怪我が起こる心配が減り、安全にレッスンを受けることができます。
クラス分けの一番の目的は、誰もが安心して自分にあったレベルで成長できるようにすることです。
クラス分けに関しては体験レッスンを受けた際に確認しておき、不明点についてはインストラクターに相談しておきましょう。
インストラクターの実績や指導経験
ダンススクールに通う上で、インストラクターは生徒の成長を支える重要な存在になります。
プロフェッショナルな技術指導はもちろんのこと、信頼関係を築けてこそ生徒は「この先生についていこう!」と思えるのです。
舞台経験が豊富な先生、バトル経験のある先生、アーティストのバックダンサー経験のある先生など、先生の特色でどの先生に習いたいのか見えてきます。
ですが経歴が華やかでも、指導力が優れているとは限りません。
基礎的なダンス技術に加え、生徒一人ひとりに対応できる指導力がなければクラス全体をまとめることはできません。
圧倒的リーダーシップ、生徒の気持ちを理解する共感力があるインストラクターがいるスクールは、必ず生徒が上達するでしょう。
代替講師が多いスクールは教え方や雰囲気が定着しにくいので、そういった点も確認しておくといいかも知れません。
スクールの雰囲気
ダンスは継続してこそ上達するので、スクールの雰囲気が合わなかったり生徒同士がギスギスしていると通いにくく上達しません。
仲間やインストラクター同士が仲良しで、一体感のあるスクールは安心感があり楽しく続けることができます。
スクールの雰囲気は体験レッスンでも感じることができます。
普段のスクールの空気感、雰囲気を通い始める前に見極め、「自分もここで頑張りたい」と思えるスクールを見つけましょう。
スクールの通いやすさ
ダンススクールは通いやすさも非常に重要になります。
- 家から通える距離か
- 駅からの距離はどうか
- 駐車場はあるか
- 子どもが一人でも安全に通える立地か
- 周辺の環境はどうか
上記のように、立地やアクセスは最もチェックするべきポイントですが、他にも確認しておくべきポイントがあります。
- レッスン時間
- レッスン数
- 振替制度
レッスンの時間帯が極端に遅すぎたり、休んだ時に振替レッスンは行ってくれるかなども通いやすさを判断するポイントになります。
多少無理すれば…という考えで通い始めると、思っていたより負担に感じモチベーションが落ちやすくなります。
無理なく通える環境を選ぶことで、長期的に続けることができるでしょう。
レッスン代等の費用
ダンススクールは習い事の中でも、衣装代や発表会やイベント参加費といった月謝以外の出費が多い習い事です。
特に発表会やイベントに力を入れているスクールは、負担額も大きくなります。
通い始める前に月謝以外にかかる費用を確認して、予算を把握しておきましょう。
どのようなイベント会場を利用しているのか、衣装は手作りなのか、全員買い揃えるのかなどはインストラクター以外に他の保護者の方からも聞くことができます。
また、月謝とは別に追加の料金が発生するスクールもあります。
何の料金か分からない請求が多いスクールは、候補から外したほうがいいでしょう。
なるべく情報を集めるようにして、通うかどうかの検討を行いましょう。
スクール内が清潔に保たれているか
スクールによって清潔さは差が出やすいです。
- 床にゴミが落ちていないか
- 鏡はきれいに磨かれてるか
- トイレや更衣室は掃除が行き届いているか
- ゴミ箱にゴミが溜まっていないか
スクールによってはレッスン終了後に生徒が床掃除をするところもあるようですが、清潔感の保たれているスクールはきめ細やかな配慮ができていると判断できますよね。
スタジオ全体の清潔感が保たれていると、気持ちよくレッスンに取り組むことができます。
衛生的な配慮ができているかどうか、通う前に体験や見学でチェックしておきましょう。
ダンスの習い事に関するよくある質問
レッスンについていけるか不安です
レベルによってクラスが分けられているので、ダンス初心者でも安心して始めることができます。スクールによっては初心者クラスでもある程度踊れる子ばかりのところもあるので、始める前にいくつか体験レッスンを受けて自分に合ったスクールを見つけましょう。
初心者クラスではどんなことから教えてもらえるの?
まずはダンスの基礎から初めます。怪我をしないようにストレッチで体をほぐし、体幹を鍛えていきます。ダンスの基礎であるアップダウンを練習し、アイソレーションや基本のステップを覚えていきます。
どれくらいの頻度で続けたらいいですか?
週に1回のペースで無理なく始めていきましょう。慣れてきたら動画を観ながら家で練習できれば理想です。全く何もしないより、少しでもリズムやステップを刻む練習ができれば習得も早いでしょう。
どのような子がダンスがうまくなりますか?
リズム感が良く、元々の身体能力が高い子はダンスを習得するまで早いでしょう。他人の動きを読み取り、自分のものにする洞察力もダンスには大切です。ダンスは団体で表現するジャンルもあるため、協調性も必要となります。