バーネット法とはどんな攻略法なのか?メリット・デメリット、賭け方、バーネット法が使えるカジノゲーム、実際に使ってみた実践結果などを徹底解説します。
効率の良い簡単なカジノゲームの攻略法を探している人、そもそもバーネット法が本当に効果を期待できる攻略法なのかを知りたい人などに向けて解説していくので、是非参考にしてみてください。


バーネット法とは?

バーネット法とは、ゲームの結果に応じて変動するベット金額を設定し、最終的に利益の確保を目指す攻略法です。別名「1326法」としても知られ、特定の数列に基づいてベットを行います。
ギャンブルの世界にはたくさんの攻略法が存在しますが、その目的の多くは「損失リスクの低減」「利益拡大」です。バーネット法も同じで、損失リスクを最小限に抑えながらコツコツと利益を上乗せします。
しかし他の攻略法と比べると多少攻撃的なロジックで作られています。攻撃的に攻めつつ最終的に大きな利益を確保したい!そんな人におすすめの攻略法です。
バーネット法の特徴【メリット・デメリット】

バーネット法の特徴として利益が大きく損失は少なく、長期的な実践に向いていることです。この特徴を理解すれば、自ずとメリットとデメリットが見えてきます。どんな攻略法にもメリットもあれば必ずデメリットもあり、そのバランスによってロジックが確立しています。
以下にバーネット法の特徴からわかったメリット・デメリットについて解説します。
バーネット法のメリット
バーネット法のメリットは、連勝した時の利益が大きく負けても大きな損失にはならないことです。
少しの勝ち越しでも利益を得られる攻略法なので、連勝数によっては利益幅が非常に大きくなります。また連勝中に負けても賭け金が上乗せされているため損失は最小限に留まります。
賭け金も決められたロジック通りに変動させるだけなので、攻略法初心者でも今すぐ実践できます。
- 連勝した時の利益が大きい
- 負けても大きな損失に繋がらない
- 初心者でも簡単に挑戦できる
バーネット法のデメリット
バーネット法のデメリットは、勝敗が交互に続くと利益が出にくく、コツコツ利益を重ねるので短時間勝負には向かないということです。
バーネット法はあくまでも連勝により利益を出す攻略法です。実践中、確率通りに勝敗が交互に続くと利益が出にくく、損失を招いてしまう場合もあります。
また短時間勝負では十分な利益が出ないため、必然的にコツコツと長期的に続けなければいけません。短時間でサクッと稼ぎたい人にとっては不満のある攻略法と言えるでしょう。
- 勝敗が交互に続くと利益が出にくい
- 短時間勝負には向かない
バーネット法の賭け方
バーネット法の賭け方はとっても簡単で、ゲームで勝つたびに「1→3→2→6」と賭け金を変動させるだけです。「勝ったらロジックに従って賭け金を変動」「負けたらリセット」これだけ覚えていれば、今すぐバーネット法を実践できます。
以下にバーネット法の賭け方について、2つのポイントをまとめてみました。
- 勝率約50%で配当2倍のゲームを選ぶ
- 1ユニットの賭け金を決める
勝率約50%で配当2倍のゲームを選ぶ

バーネット法が有効なのは勝率約50%で配当2倍のゲームです。ルーレットやバカラ、ブラックジャック、大小などからバーネット法を実践する相性の良いゲームを選びましょう。
最もおすすめなのがヨーロピアンルーレットです。「0」が1つのみのヨーロピアンルーレットであれば勝率も若干上がり、賭け方も赤黒や偶数奇数、ハイローなどから自由に選べます。
逆にブラックジャックはベーシックストラテジーに従って、1ゲーム内で賭け金を増やすケースがあるため、バーネット法の実践にはあまりおすすめしません。
1ユニットの賭け金を決める

バーネット法を実践する前に、まずは1ユニットあたりの賭け金を決めましょう。バーネット法の基本数列は「1→3→2→6」なので、1ユニット$1であれば、そのまま「$1→$3→$2→$6」となります。
1ユニットの賭け金 | 賭け金の変動 |
---|---|
$1 | $1→$3→$2→$6 |
$2 | $2→$6→$4→$12 |
$5 | $5→$15→$10→$30 |
$10 | $10→$30→$20→$60 |
軍資金に余裕があれば1ユニットの賭け金を増やすと、より大きな利益を生み出します。ただし賭け金を増やした分、負けた時の損失額も大きくなるので注意しましょう。
バーネット法をルーレットで実践してみた
バーネット法は本当に勝てるのか?それを実証するため、オンラインカジノのヨーロピアンルーレットを使い、1ユニット=$1で実際にバーネット法を使ってみました。

まずは黒に$1をベットします。
賭け金 | 損益 |
---|---|
① 3 2 6 | $0 |

見事的中し、$2の配当を獲得します。
賭け金 | 損益 |
---|---|
① 3 2 6 | +$1 |

バーネット法のロジック通り、次ゲームでは$3を赤にベットします。
賭け金 | 損益 |
---|---|
1 ③ 2 6 | +$1 |

連勝ならずで早速マイナス領域に入ります。
賭け金 | 損益 |
---|---|
1 ③ 2 6 | -$2 |

バーネット法をリセットし、再び$1からスタートです。
賭け金 | 損益 |
---|---|
① 3 2 6 | -$2 |

的中しても賭け金はリセットしているため、まだプラスにはなりません。
賭け金 | 損益 |
---|---|
① 3 2 6 | -$1 |

再び$3をベットします。
賭け金 | 損益 |
---|---|
1 ③ 2 6 | -$1 |

相変わらず賭け金が増えると勝てなく、-$4と大きく負けています。
賭け金 | 損益 |
---|---|
1 ③ 2 6 | -$4 |

バーネット法をリセットし$1ベットに戻します。
賭け金 | 損益 |
---|---|
① 3 2 6 | -$4 |

初の連敗で-$5まで損失が膨らみます。
賭け金 | 損益 |
---|---|
① 3 2 6 | -$5 |

もちろん賭け金は増やさず$1をベットします。
賭け金 | 損益 |
---|---|
① 3 2 6 | -$5 |

ここまではほぼ確率通りですが、勝ちと負けの交互が続く限り、バーネット法の成功は厳しいです。
賭け金 | 損益 |
---|---|
① 3 2 6 | -$4 |

続いて$3をベットします。
賭け金 | 損益 |
---|---|
1 ③ 2 6 | -$4 |

賭け金を上げて初めての的中です。
賭け金 | 損益 |
---|---|
1 ③ 2 6 | -$1 |

バーネット法のロジックに従い、ここで賭け金を$2に減らします。
賭け金 | 損益 |
---|---|
1 3 ② 6 | -$1 |

見事的中し、ここでプラス領域に戻りました。
賭け金 | 損益 |
---|---|
1 3 ② 6 | +$1 |

バーネット法の最大賭け金に到達し、$6をベットします。
賭け金 | 損益 |
---|---|
1 3 2 ⑥ | +$1 |

4連勝で一気に+$7になりました。
賭け金 | 損益 |
---|---|
1 3 2 ⑥ | +$7 |

ここからは負けるまで$6をベットし続けます。
賭け金 | 損益 |
---|---|
1 3 2 ⑥ | +$7 |

5連勝を達成し、二桁の利益が出ました。
賭け金 | 損益 |
---|---|
1 3 2 ⑥ | +$13 |
今回のシミュレーション結果は以下の通りです。
ゲーム数 | 賭け金 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|
1 | $1 | 勝ち | +$1 | +$1 |
2 | $3 | 負け | -$3 | -$2 |
3 | $1 | 勝ち | +$1 | -$1 |
4 | $3 | 負け | -$3 | -$4 |
5 | $1 | 負け | -$1 | -$5 |
6 | $1 | 勝ち | +$1 | -$4 |
7 | $3 | 勝ち | +$3 | -$1 |
8 | $2 | 勝ち | +$2 | +$1 |
9 | $6 | 勝ち | +$6 | +$7 |
10 | $6 | 勝ち | +$6 | +$13 |
11 | $6 | 負け | -$6 | +$7 |
12 | $1 | 勝ち | +$1 | +$8 |
13 | $3 | 勝ち | +$3 | +$11 |
14 | $2 | 負け | -$2 | +$9 |
15 | $1 | 負け | -$1 | +$8 |
16 | $1 | 負け | -$1 | +$7 |
17 | $1 | 負け | -$1 | +$6 |
18 | $1 | 負け | -$1 | +$5 |
終盤で5連敗となりましたが、それでも+$5と利益を残すことに成功しました。序盤に起こった勝敗交互では利益を出すのは難しいですが、一度連勝してしまえば連敗も怖くなくなります。
このシミュレーションで、バーネット法がどれだけ優れた攻略法なのかがハッキリとわかりました。
バーネット法が使えるカジノゲーム

バーネット法が使えるカジノゲームはルーレット、バカラ、ブラックジャック、大小(シックボー)など勝率約50%で、配当が2倍となる賭け方のみ有効です。
以下にバーネット法が使えるカジノゲームの詳細を解説します。

バーネット法が使えるカジノゲームで最も使われているのがルーレットです。ルーレットにはさまざまな賭け方がありますが、2倍の配当は赤黒・偶数奇数・ハイロー(High and Low)の3種類です。
またルーレットには大きくアメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットがあり、それぞれゲーム性こそ同じですが、ハウスエッジとなる「0」の数に違いがあります。
アメリカンルーレットは「0」以外に「00」もあるため、2倍配当の勝率が若干減ります。ヨーロピアンルーレットは「0」のみなので、プレイヤーが有利になります。
バーネット法を使う場合にはヨーロピアンルーレットを選びましょう。


バカラもバーネット法が使えるカジノゲームとしておすすめです。ただし賭け方はPlayerかBankerのみに有効で、タイ(引き分け)のほか、ペアやスーパー6などのサイドベットに賭けてはいけません。
また、ノーコミッションバカラ(スーパー6)の場合、6でBankerが勝った時の配当が50%になるため、バーネット法のロジックが崩れてしまう恐れがあります。
バカラでバーネット法を使う場合には、一般的なルールのバカラがおすすめです。


ブラックジャックもバーネット法が使えるカジノゲームの1つですが、正直なところあまりおすすめしません。確かにブラックジャックはペイアウト率が高く、プレイヤー有利のカジノゲームです。
しかしそれはブラックジャックのベーシックストラテジーを忠実に守って遊んだ場合です。スプリットやダブルダウンなど、ハンドによっては追加で賭け金を増やす必要があります。
バーネット法のロジックに追加の賭け金は考慮されていないため、ベーシックストラテジーが必須のブラックジャックにバーネット法はおすすめしません。


大小(シックボー)もバーネット法が使えるカジノゲームです。3個のダイスの出目を予想するだけの簡単なルールなので、ルーレット同様、カジノゲーム初心者におすすめです。
賭け方は最大151倍までありますが、バーネット法に使えるのは「大小」「偶数奇数」「シングル(3つのサイコロのいずれか1つ×1)」の3種類です。
この3種類であればどこに賭けても期待値は同じです。お好きな賭け方でバーネット法を実践しましょう。

バーネット法のよくある質問
バーネット法はランドカジノで使っても大丈夫ですか?
バーネット法は確かなロジックで考案された攻略法なので、ランドカジノに不利益を与えます。万が一バレた場合には強制退店と出入り禁止のペナルティを課せられる恐れがあります。バーネット法を実践する場合にはオンラインカジノがおすすめです。
バーネット法とグッドマン法の違いは何ですか?
バーネット法は「1→3→2→6」と賭け金を変動させますが、グッドマン法は「1→2→3→5」です。似たような攻略法ですが、連勝時の利益が多いのがバーネット法で、勝ちと負けが交互でも損失を最小限に抑えられるのがグッドマン法です。
バーネット法なら確実に稼げますか?
バーネット法はあくまでも攻略法であり必勝法ではないので、確実に稼げるとは限りません。そもそもギャンブルにおいて確実に稼げる必勝法は存在しません。それでもバーネット法により損失リスクを抑えつつ、コツコツと稼げる確率が高くなるのは間違いありません。